2019年5月8日に放送された
虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法
は個人的に衝撃的な内容でした。
何が衝撃的って、歯磨き粉使って歯を磨いた後に口をゆすがないなんてあり得ないでしょう(-_-;)
番組の詳細はこちらをどうぞ!(※クリックでNHK公式ページに移動します)
歯磨き粉の中に含まれるフッ素(フッ化ナトリウムまたはモノフルオロリン酸ナトリウム)は、歯磨き後に口をゆすぐと濃度が激減してしまうんだそうです。
だから、スウェーデンで虫歯を減らすために開発された画期的な磨き方が
イエテボリ テクニック
なんだそうです。で、実際にスウェーデンの虫歯は減ったそうなので、効果はお墨付き。
「磨き方」って書きましたが、実際の磨き方には特別な部分はありません。むしろ日本で「こうやって磨きなさい」と言われているやり方の方が厳格かも。
イエテボリ テクニックでの歯磨きは、
- フッ素入りの歯磨き粉を歯ブラシにたっぷり取ります。(※2センチだそうです)
- 歯磨き粉が歯の全体に行き渡ることを意識しながら磨きます。(※約2分間だそうです←短っ!)
- 歯磨きが終わったら、泡は吐き出しても、口はゆすぎません。(※原則ゼロ回)
- 歯磨きした後は、2時間水も飲んではダメ、食事はもってのほか(※最低でも30分間)
番組でも言われていましたが、今までの日本の歯磨き方法はブラッシングがメインで、口の中がアワアワになるとブラッシングがおろそかになると歯ブラシに乗せる歯磨き粉は「ちょっとだけ」と指導されてきました。
それが
歯磨き粉2センチ
って。これをみんなが実践したら歯磨き粉の減りがめちゃくちゃ増えて、ガムとかサンスターとかライオンがウハウハになりそうです。株買った方がいいかな?( ´艸`)
要は、ブラッシングのテクニック云々よりも、歯磨き粉に含まれているフッ素(フッ化ナトリウムまたはモノフルオロリン酸ナトリウム)を歯の表面に付着させて、出来る限り多く・長くその状態を保つというのが、イエテボリ テクニックのキモみたいです。
ある意味、凄く簡単!!
でも、歯磨きの後に口をゆすがないとか出来るんでしょうか?
僕は歯磨き粉の香味が余り得意ではないので、歯磨きの後は香味が殆どしなくなるまで口をゆすいで来ました。確かに「これだけゆすいだらフッ素ってどうなるんだろう?」って思ったこともありました。でも、メーカーさんがそこまで考えて作っているんだろうと考えないことにして来ましたが、結局それが磨いても磨いても虫歯が出来る原因だったのかも知れません。
虚しい。。。
そこで思い出しました。
かつて、マウスウォッシュ(洗口液)も香味が苦手で、口の中のものを吐いた後は5回位は口をゆすいで、味がほとんどしない状態にしていました。
でも、これって間違っているらしいですね。
マウスウォッシュは、吐いた後に口はゆすがない!
って、イエテボリ テクニックと全く同じ。
歯磨き粉は「絶対にゆすがないとダメな物質」だと思い込んでいましたが、結局はマウスウォッシュと同じだったんですね。もっと早く気付くべきだった。。。
その「マウスウォッシュは吐いた後に口をゆすがない」って知った時も「ゼッタイムリ」って思いましたが、やってみたらそれなりに慣れてしまい、今では普通になってしまいました。
であれば、歯磨きした後もゆすがなくても大丈夫になるかも知れませんね。
で、実は昨晩やってみました!
マウスウォッシュと違って研磨剤やら色々入っているので、ゆすがないと口の中がザラザラするのではと不安でしたが、そんなこともなく、感じとしてはマウスウォッシュを使った後に口をゆすがなかった時とほぼほぼ同じです。
「うわー、気持ち悪っ」とかいう感じはありません。
ま、個人差あると思いますけど。。。
でも、僕は結構過敏な方なので、きっと多くの方も大丈夫なのではないかと思いますよ。
是非お試しください。
でも、どうしてもそれは無理って人もいると思います。
2センチも歯ブラシにとった濃厚な歯磨き粉を水でゆすがずに過ごすなんて。。。
そんな方に朗報です!!
実はこれも昨晩試したんですが、この方法であればほぼ違和感なくイエテボリ テクニックを実践することができるはずです。
僕よりも過敏な人でもきっと大丈夫なはず。
イエテボリ テクニックを実践には「ライオン CheckUPフォーム」がオススメ
こどもが歯列矯正をしてもらっている歯科医院ですすめられて、我が家ではもう8年位使っています。こどもだけですけど。
これは研磨剤が入っていないので、ほんとうに仕上げ磨き専用。
我が家では5本入りを買ってます。
この泡を全ての歯に行き渡らせることを意識しながら軽くブラッシングしたら、後は泡を吐いて終わり。
味がどうしても気になる場合は、少量の水で1回だけゆすぐように言われていますが、大人の舌にはそれほど気になる味は残りません。(※うちの子はかなり過敏な方なので、今まで1回だけゆすぎを許可していましたが、昨日からゆすぎ禁止になりました。)
そして、イエテボリ テクニックと同じように、磨いた後は水も飲んではダメ。何時間ダメとは聞いていませんが、最低でも30分間というのはイエテボリ テクニックと同じでした。
なので、「ライオン CheckUPフォーム」を使った場合でも2時間飲食をしなければ期待する効果が得られるのだと思います。
普段は
- ワンタフトで歯間を磨く
- フロスで歯間を掃除
- 歯磨き粉を使ってしっかり磨いて、しっかりゆすぐ
- 最後にマウスウォッシュ(間違って買ってしまった大嫌いなリステリンを使用中。。。)で20秒間口をゆすいで、吐いたらそのまま(水ではゆすぎません)
というのが就寝前のルーティンなんですが、昨晩は④でマウスウォッシュの代わりに「ライオン CheckUPフォーム」を使って軽くブラッシングして、そのまま寝てみました。するとどうでしょう!朝の口の中の感じが最高でした!!今まで色々なマウスウォッシュを使って来ましたが、どれよりも今朝の感じが良かったです。
もう今から我が家では「ライオン CheckUPフォーム」の一択にします。
「ライオン CheckUPフォーム」の特徴-とにかく薄味!
「ライオン CheckUPフォーム」は、仕上げ磨き専用のフッ素入り歯磨きフォームです。
歯磨き粉には必ず入っている研磨剤がゼロなので、歯垢やステインを落とす効果はほとんどありません。
あくまで、研磨剤入りの歯磨き粉で磨いた後の仕上げを担当します。
メインは含まれるフッ素(フッ化ナトリウムまたはモノフルオロリン酸ナトリウム)
ワンプッシュすると、ちょうどよい量の泡(フォーム)が飛び出しますので、我が家では歯ブラシには付けず、口に向けて噴射して、直接受け取ります。口にも触れないので衛生面も問題なし!オススメです。
すごく軽いフォームになっていますので、磨く前にくちゅくちゅして口の中全体に行き渡らせて、それからブラッシングします。
歯垢やステインを落とすためではなく、あくまでフッ素(フッ化ナトリウムまたはモノフルオロリン酸ナトリウム)を歯全体に行き渡らせることが目的なので、ブラッシングの回数は減らしても大丈夫(なはず)。
僕は通常の半分の回数で磨きます。(※通常一か所20回⇒10回)
全体を磨き終わったら、泡を吐き出しますが、最初から味が凄く薄いので、磨き終わる頃には唾液と混じって、味は更に薄くなっているはず。
吐いた後に口をゆすがなくても違和感は感じない(または凄く少ない)はずですよ。
イエテボリ テクニックを実践したいけれど、歯磨き粉で磨いた後にゆすがないなんてあり得ない。。。って人、「ライオン CheckUPフォーム」をぜひ試してみてくださいね!!
□ご注意ください□ ライオン CheckUPフォームのフッ化ナトリウムは950ppm F
この記事を書いた時点ではフッ化ナトリウムが950ppm Fは「濃い」方だと思ってました。
確かに、2017年度に規制緩和されるまでは最高濃度でした。
上限が1000ppm Fでしたので。
現在は上限が1500ppm Fで、表示上は1450ppm Fとなっているものが「濃い」やつで、950ppm Fは規制緩和前のまま。
「濃い」やつを希望する方にはオススメではありません。
ただ、「950ppm F」にも意味があるんです。
2017年に歯磨き粉に含まれるフッ化物の濃度上限が1000ppmから1500ppmに引き上げられましたが、これは6歳以上の場合であって、6歳未満のこどもの場合は、従来通りフッ化物の濃度が1000ppmまでの歯磨き粉を使うようにご注意ください。
これは歯磨き後に吐き出すことが困難、または失敗するかも知れない6歳未満のこどもが歯のフッ素症になることを防ぐための規制になります。
LIONのサイトにも
- 味や刺激に敏感
- うがいが苦手
- う歯リスクが高い
- 唾液が少ない
患者さんにオススメと一緒に書かれていて、明記はされていませんが、6歳までの幼児への使用が推奨されています。
それに加えて、唾液が減った、自分で磨けないなど、高齢者の方への使用も想定されています。
凄く味が薄く、刺激はほぼゼロなので、幼児はもちろんですけど、歯磨き粉が嫌で歯磨きを嫌がる高齢者の介助にも使えるアイテムだと思います。