煩悩まみれの日々の中で気付いたことを書き連ねてます。インコ達が天使のように舞い降り、煩悩が消えるかと思いきや、新たにインコ欲が加わっただけ。インコに関する記事も多めです。

煩悩天国

映画「恋はデジャブ」とロッキーチャック

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我が家の映倫してます。

地デジ・ひかりTV・WOWOW(テニスのグランドスラムに合わせて2ヶ月単位で視聴してます)の録画担当官をしています。気になるものはほとんど録画して、約1分でチェック(10分毎に作られたチャプター単位で飛ばします)して、

  1. 削除
  2. 一人の時に作業用BGVとして流す(良かったら、3か4に分類)
  3. 家族で視る
  4. 夫婦で視る

と分類して、適宜視聴しています。

「これずっと視たかったやつ!」と思ってチェックしたらイマイチだったり、聞いたこともないタイトルで、全く期待せずにチェックしたらすごく良かったなんて作品・番組もあります。

「恋はデジャ・ブ」(原題は「Groundhog Day」)は、一旦削除しかけた位に全く期待せずに視て、すごく良かった作品。

主演のビル・マーレーは「ゴーストバスターズ」シリーズと「ロスト・イン・トランスレーション」(1分チェックで消してしまったのできちんと視てません)のイメージしかなく、相手役のアンディ・マクダウェルに至っては「何かで視たことあるけど何だっけ?」レベル。

チャプターを飛ばしてチェックしていた時は、1993年公開の映画らしい色と雰囲気で、退屈しそうな内容に見えたので、削除するつもりでした。

でも、チャプターを最後まで飛ばし終えて、何と無く気になったので、作業時用のBGVにして流して視たところ、かなりいい映画だと気付き、夫婦で視ました。

RもPGも付いていない作品ですが、厳しいご家庭では、PG-10位にした方が安全かも。(残虐シーンはゼロですが、火曜サスペンス劇場レベルのベッドシーンあり)

仕事上の人間関係や恋愛に疲れてしまった時に視ると効きます。

普通の時でも勿論いいですよ。

タイトルの「恋はデジャ・ブ」は苦肉の策かも

映画の紹介で斎藤工さんが「本当はデジャ・ブではないのにタイトルをデジャ・ブとしたところが深い」的なことを言われていましたが、でもちょっと違和感も残ります。

デジャ・ブじゃないですから。

「Groundhog Day」という原題はすごくいいタイトルなんですが、日本人にはこの「Groundhog Day」に馴染みがなさすぎて、意味不明になってしまうので、デジャ・ブじゃないのに敢えて「デジャ・ブ」としたんでしょうね。

日本でも「Groundhog Day」があったら良かったのに。

本当にあって、映画そのまんまの「Groundhog Day」

映画では、Groundhog Dayで賑わうパンクサトーニー祭の取材に来たお天気キャスターのフィルが主人公で、祭の主人公であるGroundhog(ウッドチャック)の名前もフィルとなっています。

実際にパンクサトーニー祭で春の訪れを告げるGroundhog(ウッドチャック)の名前は「フィル」で、占いが始まった1887年から寿命を延ばすGroundhogに伝わる秘薬を飲んで生き続けていると言われています。

これが今年のフィルの姿!

こちらはGroundhog Dayの歴史など。

この場所はパンクサトーニー(Punxsutawney)の「Gobbler's Knob」というところです。

行ってみたいですけど、遠いですね。。。映画での疑似体験で我慢します。

Groundhog(ウッドチャック)ってどんな動物なの?

Groundhogは字面で行くと「Ground(地面の)」+「Hog(豚)」となってイボイノシシみたいな感じですが、本当はウッドチャックのことです。(ふぐのことを「河豚」って書く感じなんでしょうか??)

で、ウッドチャックって何なんだってことなんですが、ある年代の方はひらめいたかも知れません。(このオープニング曲聴くと泣きそうになってしまうんですが、悲しい幼児体験のせいかも知れません。。。)

そうです、ロッキーチャック!

ウッドチャック (グラウンドホッグ、Marmota monax) は、哺乳綱ネズミ目(齧歯目)リス科マーモット属に分類されるマーモットの1種。北アメリカに広く分布する。

出典:Wikipedia「ウッドチャック」

最近ペットして飼われている「ジリス(リチャードソンジリスなど)」なんかもこの仲間だそうですよ。

北アメリカには、

  • ウッドチャック(Woodchuck) 
  • シラガマーモット(Hoary marmot)
  • キバラマーモット(Yellow-bellied marmot)
  • オリンパスマーモット(Olympic marmot)

以上の4種類が生息していて、馴染みの深い野生動物なんだそうです。

でも、この中に「ロッキーチャック」が出てきません。ロッキーチャックが何なのか気になりますが、実はロッキーチャックの正体はウッドチャックなんです。「正体」というよりも、モデルですね。

アニメ「山ねずみロッキーチャック」の原作は「The Burgess Animal Book for Children(邦題:バージェス・アニマル・ブックス)」。この本に出て来るウッドチャックのジョニー・チャックを主人公にして作った物語だったんです。

ロッキーチャックがウッドチャックだった訳ですが、ちょっとデフォルメし過ぎですね。フォルムはウッドチャックというよりも、カワウソみたいですよね。色、全然違うし。

因みに、ウッドチャックが属するマーモットとモルモットは、名前が似てますが別物です。

  • 哺乳綱>ネズミ目(齧歯目)>リス科>マーモット属>ウッドチャック
  • 哺乳綱>ネズミ目(齧歯目)>ヤマアラシ亜目>テンジクネズミ上科>テンジクネズミ科>テンジクネズミ属>モルモット

話が大きく反れちゃいましたが、視たことのない人は是非一度「山ねずみロッキーチャック」「恋はデジャ・ブ」を視てくださいね。

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