うちの子(ワキコガネウロコインコ)は、鳥屋さんでも食べていた
- 混合シード
- ひまわりの種
- 麻の実
を食べさせるように言われて、その通りにしていました。
植物の種は「生命の源」だから、鳥さんにはそれが一番いいのだろうと漠然と思っていましたが、
麻の実は発芽しないように熱処理されているデッドフード(Dead Food)
だという記事を読んで、急に不安になってきました。
2016年9月には、京都市山科区の男が鳥の餌として売られていた麻の実を発芽させて、大麻を吸引したとして逮捕、起訴される事件がありましたが、基本的に麻の実は輸入される際に税関で加熱処理されて、発芽しないようになっています。
麻の実は発芽してしまうのも問題ですが、加熱処理されて「死んだ種」は、生きている種と違ってどんどん酸化していってしまうのも問題ありです。人間が食べるナッツ類も多くは「死んだ種」ですから、麻の実だけ目くじらを立てる意味はないのかも知れませんが、人間の食べるナッツには酸化防止剤が入っていますし、短期間で食べられる量しか入っていないことも多いですし、消費期限もしっかり記載されています。
ですが、インコ用の麻の実は一日に食べる量が少ないので、消費し切るまでにかなりの期間がかかってしまいます。インコはあんなに体が小さのに寿命が長いので、蓄積される悪影響が心配です。
麻の実以外は加熱処理はされていないはずなので「死んでない種」だとは思いますが、混合シードもひまわりの種も
- 石などの異物がかなり混入している
- 手で触ると結構汚れがつく
など、「食品」という感じではありません。やっぱり「エサ」なんでしょうね。扱いは。
異物は与える度に除けていますが、実に付いた汚れは結構気になります。あれをくちばしで割って食べる我が子が不憫でなりません。
また、シードやひまわりの種だけではビタミン類が不足するため、小松菜などを与える必要があると言われていますが、スーパーで売っている小松菜でも残留農薬が心配で、とても鳥さんには食べさせられません。かと言って、近くには無農薬野菜を売っているような店もありません。(田舎は何かと不便です。。。)
そこでベタですが、ペレットを与えることにしました。
コニュア用のペレットと言っても、色々ありますが、僕はズプリーム(ZePreem)を選びました。鳥さんの健康のことを考えてくれていそうなイメージと購入されている人のコメントを参考にさせて頂きました。
【成分】 タンパク質…14% 脂肪分…4% 繊維質…5% 水分…10%
【原材料】 粉とうもろこし、飼料大豆、粉ミレット、大麦、挽き割り小麦、挽粉き割り小麦胚、砂糖、ベジタブルオイル(混合トコフェロールで保存)、粉亜麻仁、炭化カルシウム、第二リン酸カルシウム、乾燥ニンジン、乾燥セロリ、乾燥ビーツ、乾燥パセリ、乾燥レタス、乾燥ウォータークレス、乾燥ホウレンソウ、乾燥クランベリー、乾燥ブルーベリー、食塩、DLメチオニン、塩化コリン、Lリジン、ビタミン(ビタミンE群、 ナイアシン、カルシウムパントテン酸塩、ピリドキシン塩酸塩、ビタミンA群、ビオチン、リボフラビン、硝酸チアミン、メナディオンナトリウム重亜硫酸塩合成物(ビタミンK供給源)、ビタミンB12、葉酸、ビタミンD3群)、混合トコフェロール(保存料)、クエン酸(保存料)、加水分解イースト、L‐アスコルビル‐2‐ポリ燐酸(ビタミンCの供給源)、ミネラル(酸化マンガン、 亜鉛酸化物、硫酸銅、セレン酸ナトリウム、カルシウムヨー素酸塩)、ローズマリーエキス
※人工防腐剤・保存料不使用
原産国:アメリカ
原材料を見るといかにも鳥さんの健康を真剣に考えてくれていそうな内容。
そして、「最低でも60%以上与えてください」というメッセージにもメーカーの真剣さが表れていると感じて、好感が持てました。
AT LEAST 60%
Essential Nutrition
Feed daily as a foundation for your bird's healthy balanced diet.
(日本語)
最低でも60%
必須栄養素
あなたの鳥さんの健康でバランスの取れた食生活の基礎として毎日食べさせてください。
出典:ZuPreem Natural
そして、何よりも一番の決め手になったのは「味」と「食感」。
味はデンプン系の香ばしさの中に、フルーツと野菜の爽やかな香りがほんのりとして、そして凄く微かに甘みも感じられます。ちょっとパセリ感があるので、パセリ嫌いな人は苦手かも。歯ごたえは人間向けの食べ物ではちょっとない感じで、じゃがりこなどの固めのスナック菓子よりも更に固いんですが、嫌な固さではなく、パリッと気持ちよく割れた上に、スナック菓子のように直ぐにドロドロになったりせず、粒感がほどよく暫く残って、噛み応えがあります。サラダに散らしたり、ヨーグルトにトッピングしたり、ハチミツをかけてそのまま食べたり、人間でも美味しくいただけるクオリティです。
買ったことは買いましたが、やはり自分で確認してみないと安心して与えることはできません。
とは言え、僕が安心して与えたところで、食べてくれなければそれまでです。
とりあえずは、混合シード、ひまわりの種、麻の実のカップをそのままにして、追加でZePreem Naturalを入れたカップを追加して様子をみようかと思っていたところ、カップを入れると直ぐに食べ始めてくれて一安心。
それぞれ好みはあると思いますが、うちの子には食いつきは抜群でした。
この感じだと、100%切り換えもそれほど大変ではなさそうです。
これから1~2週間位で完全移行する予定です。
本当はズプリーム フルーツブレンドを与えたいものの踏み切れません
本当はZuPreemのフルーツブレンドを与えてあげたいんです。
うちの子、リンゴ好きですし、きっとフルーツ味とか、鮮やかな色とかも好きだと思うんです。
ですが、やっぱり気になるのは「着色料」の問題。
自分は着色料なんてほとんど気にせずに日々好きなものを食べていますが、体の小さな鳥さんには充分注意をしてあげなければと思っています。
説明には「着色料を使用しておりますが、糞と共に排出されますので安心してご使用いただけます」とありますし、実際にもその通りだと思いますが、人間向けの食品でも「着色料不使用」という言葉が宣伝文句になる位ですから、やはり着色料は気になってしまいます。
また、仮に100%がフンと一緒に排出され、一切健康に害がないとしても、フンに色が付いてしまうのはフンの色で健康管理をすることが難しくなってしまうため、ちょっと躊躇してしまいます。
【成分】 タンパク質…14%以上 脂肪分…4%以上 繊維質…3.5%以下 水分…12%以下
【原材料】 粉とうもろこし、飼料大豆、挽き割り小麦、挽き割り小麦胚、蔗糖、ベジタブルオイル、炭酸カルシウム、第二リン酸カルシウム、ヨウ素化塩、DLメチオニン、乾燥バナナ、乾燥オレンジ、乾燥アップル、乾燥グレープ、カルバミルコリンクロリド、ビタミン(Eサプリメント、Aサプリメント、ビオチン、リボフラビン、B6、チアミン、ビタミンK、B12サプリメント、D3サプリメント、葉酸水和物)、L-リジン、天然・人工着色料、天然混合トコフェロール、L-アルコンピル2、ポリ燐酸塩、ミネラル(酸化マンガン、酸化亜鉛、硫酸銅、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、ローズマリーエキス
2時間以上放置しないでください。汚れたり湿ったりした場合は速やかにお取り替えください。
フルーツブレンドは着色料を使用しておりますが、糞と共に排出されますので安心してご使用いただけます。
※人工防腐剤・保存料不使用
原産国:アメリカ
ただ、ズプリーム フルーツブレンドを継続して食べていると、無着色のペレットを食べている時とは違う色の便をするとは思いますが、その色は固定されてくると思います。その固定された色が別の色になった時には健康に問題があるかも知れないという判断はすることが可能かも知れません。
ですが、利用された方のコメントで病院に行った時に獣医師に「止めて欲しい」と言われたとかいうものもありましたので、フルーツブレンドを与える場合はかかりつけの病院の先生に尋ねてから与えた方が安心かも知れません。
先生がフルーツブレンドを食べている鳥さんの便の色変化について見識がある場合は診断も出来るでしょうから安心して与えることができると思います。
うちの子はまだ病院へ行ったことがありませんが、行く機会があったら教えていただこうと思っています。
鳥さんの健康管理に不安があって、ペレットを試してみたいけど食べるかどうか不安って人、一度ZuPreemの製品を試してみてはいかがでしょうか。