2年前に「実力は? パール金属 ブルーダイヤモンドコートのフライパン」でご紹介したパール金属のブルーダイヤモンドコートのフライパンですが、あれから2年間みっちり使用してみましたので、今回はその感想を書いてみたいと思います。
2年前に買った時は1818円(2017/4/6現在 @amazon)だったんですけど、現在は1366円(2019/3/26現在 @amazon)になっています!!
こんなに安いと不安になってしまいますが、実力はどんなものなんでしょう?
2年間使用したパール金属 ブルーダイヤモンドコートのフライパンの現在の姿はこちら
2年間みっちり使いました。
週に2回程使いましたので、200回位使っています。
ターナーはフライパンに優しい樹脂製を使い、炒め物の時でも強火は避けて中火を使い、空焚きもしませんでした。洗った後はキッチンペーパーで水滴を拭き取って、よく乾燥させてから保管するようにもしていました。注意書きに書かれている内容は概ね守ったつもりです。
裏面はかなり使い込まれた感じですね。フライパンを五徳の上で前後に揺するので、底が擦れて、一部アルミが露出してしまっています。
角度を変えた写真です。
擦れた部分以外にも、火に直接当たる部分は黒く変色している個所も見られます。
では、表側がどうなっているのでしょう?(焦らしてスミマセン)
新品の時の写真と間違ってない?って思われる方もいるかも知れません。
でも、これ2年使った後の写真です。
あまり詳しく観察したことが無かったんですけど、改めて見てみて驚きました!
表面の剥がれは勿論ありませんし、それだけではなく目立った傷すらありません。
角度を変えてみても同じです。
大きな劣化を感じる個所はありません。
でも、全くの無傷かと言えば、実は傷もありました。
実は収納場所が無いので、フライパンは重ねて保管してしまっています。
そのせいで、フライパン同士が当たる個所に傷が出来ていました。下のアルミ地が出るほどではありませんが、そこそこの傷です。
この感じからすると、金属のターナーを使うのは避けた方がいいかも知れません。
この手のフライパンは寿命が近くなると、水を垂らした時に十分弾かなくなるものですが、今でもそこそこ弾いています。
フライパンを揺すってみても、直ぐに水は玉になって、集まっていきます。
でも、新品の頃と比べると水玉のコロコロ感は減った感じがします。
実際に料理をしていると、新品当時と比べると油を使わないと少し焦げ付く時が増えた感じがします。ただ、油を使えば、未だにしっかりと使えています。
パール金属のブルーダイヤモンドコートのフライパンの使用感
やっぱり直径が28cmもあるのに重量がたったの530gと軽いから、気軽に使えます。
力の弱い奥さんでも気軽に振れるので、それまでは小さなフライパンを選んでいたシーンでも抵抗なしに大きなフライパンを使えるのはありがたいと言っています。
もっとお金を出せば、更に耐久性の高い、適切な温度が分かったりする付加価値のあるフライパンも買えますけど、そのようなものはどうしても重くなってしまいがち。
どんなにいいものでも、重いから使うのが億劫になってしまっては意味がありません。
その点、パール金属のブルーダイヤモンドコートのフライパンは28cmでも530gと軽い上に、価格も2000円以内で買えてしまう手軽さで、使い捨てるつもりでガンガン使えてしまいます。
※しかも現在は1366円(2019/3/26現在 @amazon)!!
もし、ティファールなどの高級フライパンと一緒に使うことになったら、気づけばパール金属のブルーダイヤモンドコートのフライパンしか使っていなかった!なんてことも起きると思います。
パール金属のブルーダイヤモンドコートのフライパンの欠点
僕が使っている限りでは欠点は感じませんが、敢えて挙げるとすればこんな感じになります。
安っぽさは否めない
実際に安いのでどうしようもないです。
ティファールなんかのフライパンだと道具として料理を楽しめる雰囲気がありますが、これはそういう雰囲気は皆無です。
でも、この金額で高級感を求めるのは間違っているので、これでいいと思います。
薄いので熱の伝導にムラが生じます
全体に温めるような工夫をすれば済むことなのですが、冷めた状態でそのままコンロにかければ熱い部分とそうでない部分のムラが生じます。
裏面に溝を設けて熱伝導が均一になるように工夫がされていますが、それだけではカバーし切れません。これは「薄さ=軽さ」の代償なのですが、我慢できる範囲の代償だと思います。
水抜き穴から突然水が出てくる場合も
これは鋳物であればどれも同じかも知れませんが、ハンドルの下面に穴が開いていて、洗う時にそこへ水が入り、片付けようとする時に出て来て床を塗らすかも知れません。
腐食防止のために、片付ける前に穴から水をしっかりと出し切っておく必要がありまして、それが面倒と言えば面倒かも知れません。
焼きそばは2玉までが限界かも
焼きそばは野菜や肉も含めると2玉までの量が限界かも知れません。
我が家では4玉焼くので、焼きそばは別の深いフライパンを使っています。
もう少し深くてもいいかなって思いますが、深くすれば重く・高額になりますので、これはこれでいいのだと思います。
毎日たくさんの量を炒めるご家庭では、この深さがネックになる可能性がありますので、購入を検討される際にはご注意ください。
とは言え、決して浅い訳ではなく、普通のフライパンのサイズですのでご安心ください。
次にもパール金属のブルーダイヤモンドコートのフライパンを買うかどうか
買います!
価格が1366円(2019/3/26現在 @amazon)になっているうちに買います!!
欠点を補う商品がありました!
「もうちょっと深かったら焼きそば4玉同時に作れて便利なのに。。。😢」って思っていたら、もうちょっと深いやつ、ありました。
その商品とは
パール金属 極深 ブルーダイヤモンドコート フライパン 28cm HB-2647
ガスコンロでもIHでも両刀使い!
しかも、そんなに高くない!!
アマゾンで2173円(2019/3/28時点 @amazon)
でも、激安でもない。。。
ちょっと悩みます。
1366円だったら即買いでした。
ただ、このパール金属の「極深 ブルーダイヤモンドコート フライパン 28cm HB-2647」ですが、別ブランドでそっくりさんが売られています。
パッと見良く似ていると思ったんですけど、パール金属はハンドルがリベット留めだったり、少し安っぽい感じ。
和平フレイズの商品は、ハンドル一体(付け根だけ)でキャストされているので、剛性も高そうです。
深型ではないフライパンの場合は、パール金属もハンドル一体(付け根だけ)でキャストされていますので、もしかしたら深型の方は製造する下請け工場が違う??
和平フレイズの方は、2675円(2019/3/28 @amazon)と少し値が上がりますが、評価が凄くいいので気になります。
- パール金属:ブルーダイヤモンドコート
- 和平フレイズ:ダイヤモンドコート
「ダイヤモンドコート」の名前が付けられたフライパンを探すとパール金属の「ブルーダイヤモンドコート」がヒットすることの方が多い感じがします。
ただ、両方ともにフライパンの表面をフッ素樹脂で覆って焦げ付きにくくしている点ではおなじで、しかもダイヤモンド粒子を樹脂に混ぜることによって、樹脂が摩擦に耐えられるようにしている点も同じです。
だとすると、「ダイヤモンドコート」を付けた和平フレイズの方が先発商品で、パール金属の「ブルーダイヤモンドコート」は後発商品なのかもという印象があります。
色々調べてみたのですが、ともに商標登録されていないようで、どちらが先かという情報も見付けられませんでした。(※車の塗料に関しては商標で色々あったようです)
どちらがいいのか、ちょっと試してみたくなってきました。
でも、値段はほぼ倍。。。
悩ましい(・.・;)
本命かも知れない28cm深型ブルーダイヤモンドコート炒め鍋!!
フライパンで検索している時にこれは見逃していました。
ハンドルの根元も一体キャストで、フライパンにはない深さ、559gという軽さ、これが本命かも知れません。(普通のフライパンが530gなので、この深さで29gしか重くなっていないのは凄いです!でも、ちょっと薄くなり過ぎていないか心配だったり。。。)
そして気になるお値段は。。。
1754円!(2019/3/29時点 @amazon)
と悪くないです。
1366円になっているフライパンを買う気満々でいましたが、この炒め鍋を買ってしまうかも!