これは最初の子(くう姐さん:ホオミドリウロコインコ ワキコガネ 年齢不詳)をお迎えした時からずっと思っていることなんですが、どれがいいか決めあぐねている間にどんどん月日が流れています。
もう5羽になりましたし、中型でも比較的大きめの子(メジロメキシコインコ)もいますので、しっかりしていて、ウロコでもメジロメキシコでも遊べる感じのバードジム探しを本格的に始めました。
ただ、すごくいいとお値段もすごかったり、なかなかバードジム探しは難航しそうな感じです。。。
第一候補は「小鳥玩具店宇里」さんのバードジム
ツイートを見ていると、小鳥玩具店宇里さんのバードジムを使っている子はかなりいるみたいで、ずっと気になっています。
体の不自由な子や加齢で筋力が弱った子でも遊べるバードジムも作っておられて、安心して遊ばせることができそう。
全てのパーツを制覇して満足気な、くーちゃん。https://t.co/gIjjoUCGJG pic.twitter.com/6UgxbEPcnp
— 小鳥玩具店宇里@新商品盛りだくさん! (@uri19705) March 14, 2019
オカメさんサイズでも遊べるものがあるのなら、きっとメジロメキシコでも大丈夫なものもあるはず。
しかも、フルオーダーでお願いしたら絶対大丈夫。
テーブルにおけるサイズ感もすごくいいです。
【うちの子だけのフルオーダーアスレチック】
テーマは食堂。
完成です♪
世界に一つだけの愛鳥ちゃんのためだけの、アスレチックをつくりませんか?https://t.co/gIjjoUCGJG pic.twitter.com/aMgjkPqBB6— 小鳥玩具店宇里@新商品盛りだくさん! (@uri19705) February 2, 2019
第二候補は「流木アートのレットイットビー」のバードジムタワー
気持ち的には「小鳥玩具店宇里」のバードジムでほとんど確定なんですけど、ちょっと冒険してみたい気持ちも。
そんな時にamazonで見かけたのがこちら。
「流木アートのレットイットビー」が作ったバードジムタワー。
タワーと命名しただけのことはあります。本当にタワー。
鬼太郎の家的な外観、かなり惹かれます!
ツインタワーバージョンもあります!
これで遊ぶインコズの姿を眺めるのは至福の時でしょうねー。
ただ、サイズが
メインタワー: 高さ約175cm 幅約92cm 奥行き約62cm
サブタワー: 高さ約77cm 幅約48cm 奥行き約33cm
東屋巣箱風バードハウス3基: 高さ約27cm 幅約28cm 奥行き約30cm
縄はしご: 幅約15cm 長さ約120cm
と超ビッグサイズなので、ちょっと我が家にはおけないかも。
それと少々気になるのが、材質と製造方法。
当店オリジナルの新作流木バードジムタワーで、かつて庭木だった当店ガーデン部門のお客様より剪定伐採処分を依頼された大型幹枝素材を、丹念に樹皮を剥ぎ取り出来るだけ鳥が止まり易い枝々を残して剪定し切り口も自然風加工した、永年作り込まれたきれいな尚下段の一部の欠落した数本の枝は同じ樹種枝でシッカリと補足して有りますが、殆んどの枝はシッカリとした止まり易くあじわい有るとても希少な大型の幹枝素材で、台座も白く明るい感じの流木丸太素材を使い、安定を図る台座ベースと大き目の東屋風小屋が設置される市販のマグカップなどが安定良く置ける餌さ台付き棚板は、一度グリーン系の塗装を施しダメージ加工施しブランコも付いた、塗装処理も素材観を損なわない安全無害な防虫防腐処理剤入りの塗装処理を施して有りますの安心して永〜くお楽しみ頂ける、希少な素材の良さを生かしたアートで2つと同じ物がない、お勧めのオリジナル限定の大型バードジムタワーです。
木材の種類が不明なことに加えて、「安全無害な防虫防腐処理剤入りの塗装処理」がされているとなると木をかじったりしない種類の鳥さん用かも。
やっぱりインコはかじるのも遊びのうちなので、かじっても安心な素材と無塗装が基本ですね。
自分で原木買って作るのも面白そう!(たぶん安上りだろうし)
時々、外国のご家庭でこんな感じの大きなパーチをケージの外側に取り付けているのを見るのですが、何の木なのかよく分かりません。
商品名と説明文を見ると
A&E Cage AE500XL 28 X 18 X 27 Ft. Extra Large Java Wood Table Top Play Stand by A&E Cage
The space between the branches help provide freedom for your birds to flap their wings.;The base is constructed with quality Kamper wood from Kalimantan.;Exterior Dimensions: 28x18x27.
そこに「Java Wood」の文字が!
そして、このプレイスタンドを販売している会社は「A&E Cage Company」とのことなので、そのサイトをチェックしてみたところ、Java Woodとはコーヒーの木のことでした。
トップページの右下に「JAVA WOOD」に関するページのバナーがあります。
そのバナーには
Why is A&E Java Wood the best choice for your bird and the environment ?
なぜA&EのJava Woodがあなたの鳥と環境にとってベストな選択なのでしょうか?
と書かれています。
この時点では良くある宣伝文句なのだろうと思って、クリックして読み進めると驚くべき内容が書かれていました。それを読んで自分の浅はかさを反省することに。。。
そのA&E Cage CompanyのJavaWoodに関するページには以下のように書かれています。
Go With The Original Responsibly Harvested Java Wood
責任を持って収穫されたオリジナルのJava Woodを使用しましょう
The Java Tree is a natural tree perch made from a single coffee tree of 25 to 35 years of age when the tree becomes non-productive. This responsible harvesting recycles old trees and does not hurt the environment and in addition provides a supplementary income where there was none previously for coffee farmers.
Java Treeは、樹齢が25~35年になり非生産的になった一本のコーヒーの木から作られる天然のパーチです。 この責任ある収穫によって、古い木はリサイクルされますし、環境は傷つけられませんし、さらにコーヒー農家にとっては、以前にはなかったところに補助的な収入を提供されます。
In the journey to becoming a complementary piece for your companion, less then 1% of the trees are suitable for sale. To Amplify and express the natural beakery and provide a safe enrichment treat for your bird the finished perch becomes a beautiful addition to your home and most importantly, practical and fun for your bird and other creatures.
あなたの家族のための補完的な作品になる旅において、1%未満の木しか販売に適したものになりません。 自然なクチバシを増幅して表現するために、そしてあなたの鳥にとって安全で生活を豊かにするご褒美を提供するために、完成されたパーチはあなたの家への美しい追加物になりますし、最も重要なことにはあなたの鳥やその他の生き物にとって実用的で楽しいものになります。
Products that are not environmentally friendly and not supported by A & E
環境に優しくなく、そしてA&Eによってサポートされていない製品
Borneo Wood
ボルネオウッド
Borneo was once covered with dense rainforests, but along with its tropical lowland and highland forests, there has been extensive deforestation in the past sixty years. In the 1980s and 1990s the forests of Borneo underwent a dramatic transition. They were levelled at a rate unparalleled in human history, burned, logged and cleared.*
ボルネオはかつて高密度の熱帯雨林で覆われていましたが、その熱帯低地および高地の森林と共に、過去60年間において大規模な森林伐採がなされてきました。1980年代と1990年代にボルネオの森林は劇的な変化を遂げました。 彼らは人類史上比類なき速さで平準化され、燃やされ、伐採されそして一掃されました。
Manzanita Wood
マンザニータウッド
Some manzanita species are among the rarest plants in the world. The endemic Arctostaphylos hookeri ravenii (Presidio manzanita) is the most endangered and restricted plant in the mainland United States.*
いくつかのマンザニータ種は世界で最も珍しい植物の一つです。 固有のArctostaphylos hookeri ravenii(Presidio manzanita)は、アメリカ合衆国本土で最も危険にさらされていて採取が制限されている植物です。
*https://en.wikipedia.org/wiki/Deforestation_in_Borneo
*https://en.wikipedia.org/wiki/Manzanita
※訳文の不自然な部分はご容赦願います。
実はこれを読むまでは、マンザニータを素材の候補に考えていました。我が家にはマンザニータのパーチがありますし、マンザニータがそのように絶滅危惧種だとは思いもしませんでしたから。(※ただ、マンザニータと書かれて販売されていましたが、マンザニータではない可能性も。妙に安かったし。。。)
Wikipediaの「マンザニータ」の日本語のページを見ると十分な説明が書かれていません。英語のページでも記述は十分ではなく、生態が良く分かっていない種なのかも知れません。
安易に天然木のパーチを求めようとすることで、マンザニータのような希少な植物を絶滅に追いやってしまうかも知れないとは考えが及ばず、反省しています。
考えてみれば、インコ自体にも絶滅危惧種が多く、家に迎えて育てることには批判的な人も少なからず存在しています。そのインコを育てているひとりとして、その意味と責任をしっかりと認識した上で、慎重にパーチ選びをしたいと思います。
そのうえで、生産性が低下して伐採されたコーヒーの木を使用したパーチは材料面では非常に理想的ですし、それによって生産者に利益が還元されるのもすごくいいです。
余談ですが、このジャワウッドを説明した文章で、呼称が
- JAWA WOOD
- JAVA WOOD
と揺れて安定しないのはなぜだろうと気になるので調べてみました。
Wikiの「ジャワ島」のところに
ジャワ島(ジャワとう、インドネシア語: Jawa, 英語: Java)は、インドネシアを構成する島の一つ。スマトラ島などとともに、大スンダ列島を形成する。形状は東西に細長い。スマトラ島の東、カリマンタン島の南、バリ島の西に位置する。ジャワ島には4つの州と2つの特別州がある。
のように説明がありました。
英語表記が「Java」で、インドネシア語表記が「Jawa」なのですね。納得!
なんかジャワのイメージは「JAWA」なんですけど、ジャワティーもジャワカレーも「JAVA」なのは、英語表記にしているってことなんですね。
僕的には「JAVA」はチェコのオートバイの「ヤワ」のイメージが強すぎて、未だにぱっと見は「ヤワ」に思えてしかたありません。
結論:自分で原木買うのは諦めて「小鳥玩具店宇里」さんでフルオーダーする向きで進めます
Java Woodの原木を自分で調達するのは難しそうですし、A&Eさんの製品はちょっと手が出しにくい価格なので、先ずは「小鳥玩具店宇里」さんでメジロメキシコ~ウロコのサイズが楽しく遊べるサイズのバードジムをフルオーダーで設える向きで検討します。
でも、いずれはA&E Cage CompanyさんとこのJava Woodのフロアスタンドを買えるように、暇な時に入手方法を探してみようと考えています。
ただ、かさばるし、木材なので、輸入はかなりややこしそう。。。
出典:A&E Cage Company Java Wood Floor Stand "AE250L - 40"x24"x61" Large Java Wood Tree Boxed"