過去記事「無印良品のよりもいい綿ルームサンダル見つけました!」でソールに補強がされた綿ルームサンダルについて書きました。
確かに無印良品のルームサンダルよりも長持ちはしました。それは間違いありません。
でも、寿命が1.5倍くらいに伸びただけで「劇的に耐久性が上がった!」という印象は残念ながら。。。
途中まではヘタリも少なかったんですが、ある時点を超えて急に壊れました。
やはりソールの布を縫い合わせている糸が切れて、そこからバラけてしまいました。
記事を書いた当時は、凄い優れものを見つけたって興奮していたんですけど、それだけに落胆も大きく。。。
そんな時に起きてしまいました。
コペルニクス的転回!!
なんで、もっと早く気付かなったんだろうって悔しいくらい。
それは、ビーチサンダル(ビーサン)を室内で履くっていう選択です。
いや、実はクロックスまでは辿り着いていたんです。
でも、クロックスを室内で履いたら、なんだか嵩張って履きづらいんじゃないかって。それと指を覆われるのがちょっと嫌でもあり。
そこで考えが止まってました。
惜しかった。。。
もう少し考えていたら、もっと早くビーサン室内履きに辿り着いて、もっと快適に過ごしていたはず。
ビーサン室内履きをし始めて、もうすぐ4か月になろうとしていますが、まぁこれがとにかく快適で。
もうこの先は一生ビーサン室内履きで過ごすと思います。
ビーサン室内履きのおすすめポイント5つ!
勝手に盛り上がって書いてしまいましたが、ちょっと冷静になって、ビーサン室内履きのおすすめポイントを!
1. 開放感がハンパない!
そもそも室内でまで指先を覆うスリッパを履く必要はないって思うんです。(お客様がいらした時は別ですよ)
靴でギュッと圧迫されていた足の指は、せめて家ぐらい解放してあげるべきではないでしょうか。
家に帰ったら、靴下を脱いで、ビーサンに履き替える。
夏のビーチリゾートなんかで履く開放感満載のビーサンはまさに適役。履いただけでリゾート感が味わえるとまでは言いませんが、足の疲れはかなり癒されること間違いありません。
2. 耐久性もハンパない!
そもそも屋外での使用を想定されていますので、室内で履くと永遠に使えてしまいそうな感じ。
ソールなんて4か月使っても全くすり減っていません。
鼻緒が足の形に合わせて伸びてくれて、完璧にフィットして気持ちがいいです。
屋外で使用する時は、走ったり、何かにひっかけたりした時に、鼻緒が切れたり、外れたりすることがありますが、屋内では走ることもないので、鼻緒の故障はまずないでしょう。
買い替えるとしたら飽きた時くらいかも。
定期的にソールが割れて、使用不可になる綿ルームサンダルとは大違いです。
3. 丸洗い可能ですし、しかも直ぐに乾きます!
つま先を覆うタイプのスリッパを履いていた頃、あの強烈な匂いには参りました。
でも、芯に紙を使っていたりするので、案外洗えないものが多くて。
それで、無理に洗うと激しく型崩れを起こして、壊れていく。。。匂いはそれほど落ちないにもかかわらず。。。
そんなスリッパとは違って、ビーサンは丸洗い上等!っていうか、水中での使用も可能ですので、もう別次元。
綿ルームサンダルも洗えます。
でも、水中では使えませんよね。「ルーム」サンダルですし。
そして、いったん洗うと乾くのに長い時間がかかるんです。
梅雨時なんか、丸一日干した位じゃ乾かない。
だから、常に洗い替えを用意しておかないとダメなんです。これが案外めんどくさい。
それがビーサンなら台所用洗剤で洗って、暫く吊るしておけばもう履ける状態になってます。
洗い替えも要らないくらい。
※着色ペレットを食べたインコズの💩がついても色染みは残りません!!
※料理している時に落としたご飯粒を踏んでも直ぐに剥がれます。綿だとこうはいきません!
4. 足音が静か!
スリッパを履く場合、階下に響く「パタパタ音」が気になりますよね。
それがビーサンなら忍びの者にもおすすめできるくらいに足音が静かなんです。
これはソールは発泡素材なことのおかげなのですが、屋外使用ができるように発泡素材を使いながらも耐久性を維持するという難しいことを成し遂げてくれたためです。感謝!
5. コスパ最強!!
2の耐久性がハンパないことにも関係しますが、とにかく丈夫で壊れない・摩耗しない上に、1000円前後で買えてしまうビーサン。
コスパで比べたら、普通のスリッパは勿論、綿ルームサンダルも買う気になれません。
以上の5点がビーサン室内履きのおすすめポイントでした。
僕が今使っているのは、SkyWayのビーチサンダル。
ベルト部分にSkyWayとロゴが入っています。
濡れて見えるんですが、実は本当にちょっと濡れてます。
陰干し&臭い抜き中の個体なんですけど、埃を取るのにさっと水洗いしました。こんな風にさっと水洗いが出来るところがいいですねー。
鼻緒の部分は、細すぎず、ふと過ぎず、ちょうどいいです。痛いとか、違和感とか感じたことがありません。
また、ソールに刻まれたこの模様が滑り止めとべた付き防止をしてくれますので、快適な履き心地を維持してくれます。
ソールはピラミッド状の突起が整然と並んでいるタイプ。
適度なクッション性と耐摩耗性を備えています。
下は4か月使用した後のソール。
毎日履いています。
体重80キロを超える巨体を支えて、しかも自宅で仕事をしているので、一般的な使用(昼間は外でお仕事)の数倍の負荷がかかっているはず。
よく頑張ってくれています。
横に並べて比較してみると、4か月履いた方は少しピラミッドの先端が丸くなっています。
摩耗したというよりは、圧力で凹んで丸くなった感じ。
鼻緒の取り付け部分のバリが残っていますので、ほとんど摩耗していない状態に近いです。
沖縄では「島ぞうり」と呼ぶらしいですね。行ったことないので、知らないんですけど。 沖縄行きたい。。。
グリーンを選んだのは、インコズの目にグリーンが優しいかなって思って。
余りにも気に入ったので、この色の他にオリーブも買い足しました!
ビーサン室内履きに抵抗を感じない方には絶対おすすめです!!
ビーサン室内履きのマイナスポイント3つ
僕的には平成最後の大発見だったビーサン室内履きですけど、実は少ないながらも欠点がありまして。
ビーサン室内履きを布教する身としては隠しておきたいんですけど。。。
1. 冷え性の人には厳しいかも
足袋を履けば大丈夫かも知れませんが、わざわざビーサン履くために足袋を履く必要はないかな、と。
大の冷え性のうちの奥さんは、僕が裸足で履いているのを見るだけで「寒気がする」と言ってます。
奥さんは家に帰ると厚手のソックスを履いて、その上にスリッパ履いています。
開放感よりも保温性優先という方にはおすすめしません。
2. 使い始めはかなり臭い
使い始めどころか、荷物を開封した瞬間から臭いです。
低価格の靴のソールの臭いと言えばピンとくるでしょうか。
しかも、それがかなり強めなんです。
屋外、しかも水辺で使用する場合は気にもならないでしょうし、直ぐに臭いも飛ぶと思います。
それが室内履きだと結構な期間臭いが続いてしまいます。
そこで、僕は
台所用洗剤で水洗い⇒陰干し
を数回繰り返してから使っています。
臭いが気にならない人は1サイクルで使えるかも知れませんが、我が家にはインコズがいますので、化学物質(≒臭い)を極力排除する生活をしていますので、念には念を入れてやってます。(臭いを外に排出するために、換気扇回した浴室で干してます)
3. 宅配便の人に「!」って顔をされます
これは僕の被害妄想(?)なのかも知れませんが、荷物の受け取りに出ると配達員さんの視線が一瞬下に動く気がします。
「外履きのまま?」
って思われているんじゃないかって少し不安です。
「ビーサン=外履き」って感覚は僕の中にもありますので、当然の感覚だと思いますが、ビーサン室内履きがもっと普及して、当たり前の光景になってくれたら、マイナスポイントは2つに減るかなって思います。
まぁ、マイナスポイントはむりくり挙げた感もあるんですが、「室内でビーサンなんてあり得ない」「鼻緒タイプは絶対に嫌」っていう方以外は、一度試してみる価値があると思いますよ。